「クレマチスを育てるのは、難しい。」
そう、思っていませんか?

ここでは、必要最小限に、簡単に、育て方を説明しています。
でも、それで、十分だと思います。
それで、毎年、花を楽しんでいる人が、たくさんいます。

 

以下の、3項目にまとめて、説明しています。

1. 植え込み、植え替え  ▶ 2. 生長期(開花期)の手入れ  ▶ 3. 冬(休眠期)にしてあげること

1. 植え込み、植え替え

●2〜3年生苗がおすすめ

4.5号サイズ(鉢直径13.5cm)以上の、2〜3年生苗は初心者でも、安心して育てられます。
すぐに庭植えOK!!

クレマチス 苗休眠期の様子
(落葉します)

クレマチス 苗生育期の様子

 

 

 

クレマチス 苗

注意!!

7.5cmポットなどの1年生苗は、1年間は鉢植えでの養生が必要です。

●真夏と真冬以外に、深植えで!

基本的に、真夏と真冬以外に植えます。

適期は、
・2月下旬〜3月上旬(休眠中)
・5月下旬〜6月上旬(一番花が終わった頃)
・9月下旬〜11月下旬(涼しくなり始める頃)

株元の1〜2節を地中に埋めるように深植えします。立ち枯れ病予防の効果と、株立ちを促します。


クレマチス 植え方

■土について、、、
 配合する場合は、
 「赤玉土(小〜中粒)4:鹿沼土(小〜中粒)3:完熟腐葉土3」。
 元肥に緩行性の化成肥料や有機肥料を与えます。
 (「アトラゲネ系」、「オリエンタリス、タングチカ系」など、
  細根性の系統では、完熟腐葉土の代わりに、軽石小粒などを使用し、
  水はけをよくします。)

 クレマチス専用培養土と肥料がおすすめです。

■鉢のサイズ、、、
 苗のサイズよりも2回り大きい鉢に植えつけます。
 (4.5号苗の場合、6〜7号鉢へ)
 鉢底には、鉢底石を入れます。

■植え場所、鉢植えの置き場所、、、
 半日以上日が当たり、風通しのよい場所へ。

★育て方のポイント

株元を半日陰に!!

地温の上昇は株を弱らせます。葉には日光が当たり、
株元には直射日光が当たらない環境を整えてやると、生育がよくなります。
ただし、株元の植栽は、クレマチスを圧迫しすぎるものは避けます。

クレマチス 育て方
株元にツルマサキを植栽

クレマチス 育て方
株元にツゲの植え込み

クレマチス 育て方
鉢自体は半日陰に

2. 生長期(開花期)の手入れ

2-1. 芽出し前の肥料 〜動き出すための、エネルギーとして〜

3月、芽が大きくなる前に、緩効性の化成肥料、もしくは有機肥料を与えます。
  
★肥料、これがおすすめです!!

          ▼

2-2. つるの誘引、水やり、追肥、病害虫対策

クレマチス 誘引

●つるの誘引

伸び始めは、ビニタイなどでしっかり支柱へ留めます。
伸び進むと自分で巻きついていくので、
向かわせたい方向へ枝先を引っ掛ければOK。
低い位置から咲かせたい場合はS字を繰り返すように誘引。
高い位置に咲かせたい場合は放射状に誘引します。

★誘引には、このクリップがおすすめです!!

クレマチス 水やり


●水やり

「鉢植え」は表土が乾いたら、たっぷり与えます。
特に開花直前は多く欲しがります。
「庭植え」は、夏の極度の乾燥時以外、基本的に必要ありません。

★水やり時、一緒にニームを与え、病害虫の予防をしましょう!!

クレマチス 肥料


●追肥

3月の芽出し〜11月頃まで、2ヶ月に1度、
緩行性化成肥料、または有機肥料を与えます。

特に花後には、次の生長・開花促進のためにしっかりと与えましょう。

★肥料、これがおすすめです!!

クレマチス 病害虫


●病害虫対策

風通しをよくすることが予防策になります。
梅雨時はうどんこ病などの病気や、害虫が発生しやすいので、
ハンドスプレー形の手軽な薬剤などで適宜対処しましょう。

★予防、消毒には、これがおすすめです!!

          ▼

2-3. 開花、そして、花後の剪定と追肥

花後に剪定と追肥を行うと、再度花が楽しめます。

クレマチス 剪定









●弱剪定の系統
花の下2〜3節で剪定します。剪定後、株の大きさは7割程度になります。

クレマチス 剪定









●強剪定の系統

新枝を2〜3節残して剪定します。
剪定後、株の大きさはかなりコンパクトになります。

          

次の生長・開花促進のために緩行性化成肥料、または有機肥料

★肥料、これがおすすめです!!

★剪定のポイント

弱剪定? 強剪定?
剪定のタイプがわからなくても大丈夫!

わからない場合は、「花がらを摘む程度の剪定」をします。


※剪定の詳細はこちらへ

3. 冬(休眠期)にしてあげること

クレマチス 育て方

冬には枝だけになり、
休眠します



●鉢植えの置き場所

鉢植えは地温が上がりにくいので、
北風の当たらない場所へ置きます。
ただし、耐寒性のない品種以外は、
室内に取り込む必要はありません。
寒さが心配な場合は、株元にチップ等を、
マルチングとして敷きましょう。

●水やり

鉢の表土が白っぽく乾いたら、暖かい日の日中に与えます。
地上部が枯れて枝がほとんどなくなる品種も、
乾き具合のチェックを忘れずに。冬の間も、少なくても1週間に1度は必要でしょう。
庭植えは基本的に必要ありません。

★水やり時、一緒にニームを与え、病害虫の予防をしましょう!!

●寒肥

12〜2月の間に、1度与えます。
油かすや骨粉などリン酸、カリ分を含む有機質系の肥料を与えます。

★肥料、これがおすすめです!!

●休眠期の剪定

葉が完全に茶色くなった頃行います。芽が動き出す3月上旬頃までに済ませましょう。

弱剪定の系統
芽がついて充実した枝を残し、
枯れ枝を整理する程度に剪定します。




クレマチス 剪定

強剪定の系統
地際付近の芽を確認し、
2〜3節残して剪定します。
(芽の動きが確認できない
 品種の場合は、地際で剪定します)

クレマチス 剪定

★剪定のポイント

弱剪定? 強剪定?
剪定のタイプがわからなくても大丈夫!

地際から上に向かい芽を確認し、ふくらんだ芽を残すよう、
芽が動いていない部分から上の枝を剪定します。
ハサミを入れるのは節と節の間です。


※剪定の詳細はこちらへ


※注意
 上記管理方法には、地域差が生じる場合もございますので、
 その旨ご了承のほど、よろしくお願いします。